平成30年度都民生涯スポーツ大会サッカー競技
50歳以上の部 ゲームレポート
青く澄んだ空は容赦なくグラウンドの気温を上げ続けていた。
WGPT28.5℃外気温37℃と猛暑が戻ってきた。
第一試合の気温37度、第二試合の気温38.3度。
都民生涯スポーツ大会の50歳以上の試合は1年に1度、この季節に行われる。40分ゲームとは言え、2試合を戦わなくてはいけない。
選手層の厚さもキーになる大会だ。
これまでの港区の戦績は3大会で6戦して4勝2分けと負けなし。
1日2試合だけなので順位は残らないが、港区代表では一番の戦績であることに変わりはない。
第一試合
vs練馬区0-0
スロースターターは港区全体の特徴だろうか?O-50 でも開始7分近く練馬区にボールを回される。
そこからショートカウンターに出るも、裏を取られてしまいGK田村義徳が孤軍奮闘、広範囲の守備を何度も見せて無失点に抑える。
港区も何度か攻撃に出るが得点できずにタイムアップ。
第二試合
vs杉並区2-2
港区意地の同点劇!!
前半、アディショナルタイムまで1点をリードされていた港区は、ここでワンチャンスをものする。
ポイントゲッター金子彰宏が右足を振りぬいた、同点!!
残り45秒、港区の意地だった。
ハーフタイムにバランスと攻撃のねらい目のディスカッションが行われ後半に。
開始わずか2分半でまたもや失点、心のスキか?
じりじりと時間が過ぎ去っていく、これまでの無敗記録が破られるかと思われた後半のアディショナル
タイムまたもや金子の右足が火を噴いた。
相手杉並の選手がグラウンドに倒れこむ。
残り54秒の同点劇だった。
監督:片庭雅志談
Qチームの出来は良くなかったと総括されていますがどんなところが?
A距離感と言うか、メンバーの意思の疎通がうまくいっていなかったのかも知れません。
パスをつなごうとするあまり細かすぎて相手に付け込まれたのか、上手く行きませんでしたね。
同点弾をアシストした藤田澄人談
2点目のアシストはきっちりレールのようにコースが見えました。
わずかにカーブをかけてドンピシャでしたね。
最後まであきらめないと言う港区の気持ちがこもった点だと思います。
写真・レポート 江本 光