vs稲城市は因縁の対決、昨年ベスト4進出を0-1で阻んだ相手。その失点もディフェンダーに当たってコースが変わってしまった不運の決勝ゴール。
1年間の悔しい思いを晴らす為にも燃えない訳はいかない対戦だ。
試合開始に合わせたように降り出した雨は次第に強くなり空の色と同じような重苦しい雰囲気がフィールドを包んだ。・
監督山本は「スタートから圧倒したい」と語っていたが、キックオフを得た稲城市が序盤のペースを掴むことになった。しかし、安定したディフェンスがフィニッシュまでには行かせない。
前半の7分を過ぎたあたりからはペースを取り戻し、支配率で上回りだすと本来の港区の姿になり、いつゴールが生まれてもおかしくないと思われた。
何度も崩して決定機を得るがことごとく止められてしまい、得点に結びつかない。
雨脚が強まる中じりじりした時間が過ぎ去っていく。
50分を過ぎたあたりからは港区の猛攻が続くが、結局ゴールを割ることはできずに試合終了、結果はPK戦へ。
先行は稲城市、ここでドラマが生まれる。
キッカーのボールは右へ飛ぶ、GK清水謙は読んでいた。
ジャスト！！一人目を止めた！！
この後、港区の5人がきっちり決めて勝利。
リベンジは果たせたか？
PK勝ちはあくまでも引き分け、残る3つを勝ち切ってこそリベンジが成功したと言える。
山本慎一監督 談
QPK戦になってしまったが？
A得点の機会はたくさんあったが確率の低いシュートを選択してしまっていた。
Q課題は？
Aフォワードの選手に短い試合時間の中で早くトップに持っていくように指示したい。
大将こと松元大将 談
Q点が取れなかったが？
A最初の決定機を自分がGKに当ててしまって良くない流を作ったかも知れない。
堀川仁 談
Qゲーム自体は支配してように見えたが？
Aディフェンスは安定していた、ボランチが安定してポジションしてくれていたので楽に守備が出来た。
次戦は場所を変えて、
5月20日（日）
江東区新砂運動場サッカーグラウンド
準々決勝 vs青梅市 10:00Kickoff
※都民大会トーナメント表
https://www.pitin.com/rakuza/pc/common/conv/ConvDetail.cfm?CONV_NO=12734&OutMode=0&vid=00057